Siemens Healthineers、米VarianMedical Systemsの株式取得手続きを完了。ヘルスケア分野における包括的なパートナーの地位を強化 | Varian

{ "pageType": "news-article", "title": "Siemens Healthineers、米VarianMedical Systemsの株式取得手続きを完了。ヘルスケア分野における包括的なパートナーの地位を強化", "articleDate": "15. April 2021", "introText": "", "category": "Corporate and Financial Releases" }

Siemens Healthineers、米VarianMedical Systemsの株式取得手続きを完了。ヘルスケア分野における包括的なパートナーの地位を強化

  • 変革的な統合により、グローバルヘルスケア分野での貢献度を高め、一連のがん治療全般および多くの脅威となっている疾患において、お客様や患者様にとって強力なパートナーとなる
  • VarianはSiemens Healthineersの新しい事業セグメントとなり、Siemens Healthineersの戦略「Strategy 2025」における重要なステップの1つとなる
  • シナジー効果は、2025年度に年間3億ユーロに上る見込み

Siemens Healthineers AG(フランクフルト: SHL)は本日、Varian Medical Systems, Inc. (以下、Varian)の株式取得手続きが完了したことを発表しました。本株式取得は、2020年8月2日に発表したものです。

「Varianとの統合により、 Siemens HealthineersはMedTech(メドテック)分野において最も包括的なポートフォリオを有することとなります。これは、私たちにより価値を作り出すことができるという大きな可能性を秘めています。多角的に統合したアプローチをとることにより、Siemens Healthineersは、世界中のがんとの闘いを新たなレベルに押し上げます」と、Siemens Healthineers AGスーパーバイザリーボード会長のProf. Dr. Ralf P. Thomasは述べています。

「この度の手続き完了により、私たちは2つの飛躍を同時に実現することのできるベストなポジションにつきました。2つの飛躍とは、がん医療における飛躍と、ヘルスケア全体における貢献度の飛躍です。私たちは、一連のがん治療、および主要なクリニカルパスを通じて、お客様と患者様をサポートすることができる、強力で信頼されるパートナーとなってまいります」とSiemens Healthineers AGのCEOであるDr. Bernd Montagは述べています。

Siemens HealthineersグループとなるVarianのCEOである Chris Tothは、「VarianとSiemens Healthineersの変革的な統合によって1つになった会社は、世界的に増加をたどるがんの罹患率に立ち向かうために、高まる個別化データに基づく診断と精密ながん医療のニーズに対応します。両社の比類のない、高度に相互を補完しあうポートフォリオと強みを結集することにより、私たちは、がん領域の臨床医と患者様がより良い治療の成果を得られるようサポートを行い、"がんの脅威に負けない世界 "というビジョンの実現にさらに近づいていきます」と述べています。

当社は、本統合により、がんとの闘いにおいて、イメージング、検体検査、人工知能(AI)や治療などについて、より高い価値を作り出す大きな可能性を秘めた、比類のない高度に包括的なポートフォリオを有することになります。今回の株式取得は、Siemens Healthineersの戦略である「Upgrading」フェーズに完全に合致するものです。本日の手続き完了を受けて、Varianの事業は最初の12か月以内に調整済基本的1株当り純利益(EPS1)にプラスに寄与すると予想されています。さらに、 Siemens Healthineersは、2025年度に少なくとも年間3億ユーロのEBITシナジーを目指しています。

VarianとSiemens Healthineersは、「EnVision」と称する長年の戦略的パートナーシップを基に、治療管理を含むデジタル、診断、治療といった包括的なエコシステムを構築します。VarianとSiemens Healthineersは、AIを活用した解析により、データに基づくプレシジョン・ケアの開発と提供を進め、がんの診断、ケアの提供、治療後のサバイバーシップを再定義します。早期かつ正確な発見に加え、より効率的な診断、治療の質とアクセスの向上を通じて、Siemens Healthineersは、がん患者の不安を軽減し、がんサバイバーシップの質を向上させるというVarianのミッションをサポートし、加速させていきます。

Siemens Healthineersは、2019年度末に「Siemens Healthineers Strategy 2025」の第1フェーズを完了しました。その間、IPOの実施、AI-Rad Companionsをはじめとする革新的な製品を発表しました。Siemens Healthineersは、2020年度開始とともに「Strategy 2025」の第2フェーズに入りました。この「Upgrading」フェーズは、Siemens Healthineersの収益性の高い成長を次のレベルへと導くためのものです。米Corindus Vascular Robotics社や米ECG Management Consultantsの買収により、近接した成長市場での展開を強化しています。この度のVarianとの統合により、Siemens Healthineersは、既存市場における成長、近接分野への参入、新規市場の開拓に向けた体制が整うことになります。

Varianの普通株式は、本日の取引開始前に、ニューヨーク証券取引所での取引を終了しました。

1)取得原価の配分、取引、統合、維持、再編コスト及び売却関連の損益前

本資料はSiemens Healthineers AGが2021年4月15日に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容及び解釈については両言語が優先します。原文プレスリリース及び関連資料は以下のURLよりご覧いただけます。
https://www.corporate.siemens-healthineers.com/press/releases/varian-closing

 

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Siemens Healthineersは、シーメンスAGより独立経営となったヘルスケア事業の新ブランド名です。 「プレシジョン・メディシンの拡充」、「医療サービス提供の変革」、「ペイシェント・エクスペリエンスの向上」、「医療デジタル化の推進」を通して、世界中の医療従事者がさらなるバリューの向上ができるようサポートしています。また、Siemens Healthineersは医用技術におけるリーダーとして、診断・治療を目的とした医用画像技術から診断薬、遺伝子検査分野に至るまでの事業領域で、製品やサービスを継続的かつ革新的に発展させています。さらに、医療の最前線にいる方々の声をもとに、デジタルヘルスサービスや病院経営に関するソリューションも積極的に拡充しています。
2019年10月~2020年9月末までの2020年度において、Siemens Healthineersの売上は145億ユーロ、純利益は22億ユーロ、全世界の社員数は5万4,000人でした。詳しい情報はこちらでご覧いただけます。
グローバルサイト: www.siemens-healthineers.com
日本のウェブサイト: www.siemens-healthineers.com/jp/